経理部門が特定のスタッフに依存していたため、リスク分散が課題となっていました。特に属人化が進んでしまったことで、その担当者が休暇を取る時や、何かしらの事情で離れると、業務が止まってしまうリスクがあったんです。また、私たちの事業は製造業、建設業、不動産など多岐にわたり、それぞれ異なる会計処理が必要なため、経理作業自体も複雑です。単なる処理ではなく、各部門との調整や判断が求められるため、どうしても担当者に頼らざるを得ず、業務が集中していました。こういった背景からリスクを分散しつつ、効率的な経理体制を構築する必要性を強く感じていたんです。
きっかけは金融機関からの紹介でした。初回アポイントの調整からレスポンスが非常に速く、第一印象がよかったです。ご提案いただいた内容にも独自性がありました。他の税理士事務所が従来の方法に固執するなか、中央会計社様は新しいシステムやツールを積極的に導入し、クラウドを活用した効率的なデータ連携を提案してくださった点が魅力的でした。さらに、週に数回の訪問で直接アドバイスもいただけるとのことだったので、安心して全体の業務をお任せできると感じ、依頼を決断しました。
まずは会計ソフトをクラウド化し、試算表や内容が常に確認できる体制を整えました。これにより、担当者不在でもデータを即座に共有できるようになり、業務の効率化が図れました。また、長年にわたり担当していたスタッフが退職する際には、業務の引き継ぎをスムーズに進めるための洗い出し作業も支援していただきました。各部門ごとに試算表を整理する時も、手厚くサポートしてもらいました。今後の事業拡大に向けて、事業の分割や部門整理の準備もお手伝いいただき、組織の基盤を整えることができています。
レスポンスの速さや、私たちが抱える経営課題への深い理解があるんです。チャットを活用してタイムリーに回答をいただけるのも非常にありがたく、経営者のスピード感に寄り添ってくれています。また、担当の室井様をはじめとするスタッフの方々が定期的に訪問してくださり、私たちの課題に真摯に向き合ってくれる姿勢も信頼できます。特に、経営や財務の改善点を率直に提案してくれるので、日々の業務で新たな発見や気づきを得ることができ、とても頼りになる存在です。
経営に必要な数字が見やすく整理され、月ごとの業績の把握がしやすくなりました。経営計画も立てやすくなり、正確な判断ができるようになりましたね。経理業務が属人化していた問題も徐々に改善されていて、誰でも対応できる体制の構築が進んでいます。さらに、販管費の見直しも進み、特定の保険を変更したことで数百万円のコスト削減に成功するなどの成果も生まれました。これらの取り組みを通じて、私たちの組織がより効率的かつ柔軟な体制に進化していると実感しています。
今後も事業拡大していくための新たな方向性や選択肢について、中央会計社様の専門的なアドバイスや視点を参考にさせていただければと考えています。特にインフラ建設や不動産分野での成長に向けた課題整理や検討のサポートを期待しています。また、経理体制をさらに整備し、重要な意思決定が経営陣でスムーズに行えるよう、引き続き二重チェック体制を強化するためにご支援いただければと考えています。